コレクティブルカードゲーム初心者の方でも、こちらを読めばすぐにカード情報の見方を学ぶことができます。併せてこちらのページもご参照ください:ラウンドに関するFAQ、キーワードとゲームワード。
早速グウェンを例に見ていきましょう。グウェンは2つのキーワード(クイックアタック、ハロウド)と3つのゲームワード(アタック、吸収、レベルアップ)を持っています。
それぞれの効果は以下の通りです(※レベルアップできるのはチャンピオンカードのみです)。
キーワード
- クイックアタック:通常、アタッカーとブロッカーは同時にダメージを与え合いますが、アタッカーがクイックアタックを持っていると、アタッカーによるダメージが先に発生します。グウェンの場合は攻撃力が3でクイックアタックを持っているので、ブロッカーからダメージを受けるよりも先に3ダメージを与えます。もしもそのブロッカーの体力が3以下であった場合、ブロッカーはグウェンにダメージを与える前に力尽きるため、グウェンは無傷のまま戦闘が終了します。
- ハロウド:ハロウドを持つユニットが力尽きた場合、味方のアタック時に先頭(一番左)のアタッカーに対して+1|+0をそのラウンド中付与します。その際、アタッカー自身がハロウドを持っているかどうかは関係ありません。ハロウドは試合を通してずっと積み重なっていくため、ハロウドを持つ味方が力尽きるごとに、バフの効果量も大きくなっていきます(例:この試合中にハロウドを持つ味方が5体力尽きているなら、先頭のアタッカーに対して+5|+0がそのラウンド中付与されます)。
ゲームワード
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アタック:文章の始めにアタック:と色付きで書かれていると、そのユニットがアタックする時に、アタック:の後ろに書かれている効果が発動します。
- グウェンの場合、他の味方がハロウドによってバフを得る時、グウェンも同じ分だけバフを得ます。(例:この試合中にハロウドを持つユニットが5体力尽きていて、レネクトンがアタッカーの先頭にいる場合、まずレネクトンの攻撃力がこのラウンド中5上昇します。前述の通り、レネクトン自体がハロウドを持っているかどうかは関係ありません。そして味方がハロウドによるバフを得たため、グウェンも同様に攻撃力がこのラウンド中5上昇し、結果的にステータスが8|4になった状態でアタックします)
- 吸収:グウェンがアタックする時、敵のネクサスから体力を2吸収します。つまり、グウェンは敵のネクサスに2ダメージを与え、与えたダメージと同じ分だけ自陣のネクサスの体力を回復します。
- レベルアップ:すべてのチャンピオンは試合中にレベルアップできる固有の条件を持っています。グウェンの場合、自身が合計10以上のダメージを与えるとレベルアップします。
カード外縁部の数字とアイコン
- 左上の青い円の中にある数字は、マナコストを表しています。ここに書かれた数字の分だけマナを消費することで、そのカードを手札から場に出すことができます。グウェンを手札から場に出すには4マナを消費します。(※レジェンド・オブ・ルーンテラでは、ユニットは場に出されたラウンドから戦闘に参加できます。)参照:マナについて
- 右上のアイコンは、そのカードが属する地域を表しています。グウェンはシャドウアイルに属しています。デッキには最大2つの地域まで含むことができます。(※地域に縛られないルーンテラ チャンピオンというものも存在します)
- カード下部の数字は、左側はユニットの攻撃力、右側はユニットの体力を表しています。ユニットがダメージを受けるとその分だけ体力が減り、それ以降のラウンドでも体力は減った状態のままです。ただし、そのユニットがリジェネレーションを持っていたり、ステータスやバフ・デバフをリセットするような出来事が発生した場合(例えば、ユニットをキルした直後に蘇生させる「魂の旅路」というスペルカードを使用した場合)は元の体力に戻ります。
- グウェンを場に出すと表示される稲妻アイコンは、そのカードが何らかのトリガーによって発動する効果を持っていることを示すものです。相手のカードにこれが表示されていたら、内容をチェックしておくとよいでしょう。
このように、カードテキストに使われる言葉にはたくさんの情報が詰め込まれています。限られたスペースを最大限活用するための知恵というわけですね!