カードの種類と仕組みについて

ゲームをダウンロードして腕を磨いたら、いまだかつてない大冒険の幕開けです!…でも、ちょっと待ってください。レジェンド・オブ・ルーンテラは、カードゲームの世界に胸躍る新境地を切り拓きました。来たるべき激しい戦いに臨むには、もう少し準備をしておいても損はないでしょう。ここからはカードについて解説していきます。

レジェンド・オブ・ルーンテラのカードは主に4種類に分けられます。

  1. フォロワー:このユニットはプレイすると後列に配置されます。フォロワーはダメージを与えたり、受けたり、アタックやブロックができます。あなたに忠実な兵士だと考えるとわかりやすいでしょう。

  2. チャンピオン:ユニットが兵士だとするなら、チャンピオンは指揮官のような存在です。他のユニットと同じくに後列に配置され、特別な条件を満たすことでレベルアップが可能です!各チャンピオンの詳細はルーンテラの地域に記載されています。

  3. スペル:魔法のようなカードさばき…は自分で身に着ける必要がありますが、スペルカードをプレイすれば魔法使いの気分を味わえるはずです。スペルは、種類に応じて様々なタイミングで使用でき(後述)、戦況をひっくり返すような効果を生み出すこともあります!

  4. ランドマーク:召喚すると後列に配置されます。ランドマークは攻撃力と体力を持たず、アタックもブロックも行えません。その代わり、独自の効果で味方を支援したり、相手を追い詰めることができます。

チャンピオンの多くは強力な戦士ですが、常に他のユニットより強いとは限りません。ゲームをマスターし、戦略を練るには両方を使いこなす必要があります。

基本は以上です。次は少々詳しい説明をしていきます。

フォロワー

例として「傷持つ母 ヴリンナ」のカードを詳しく見ていきましょう。

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左上の角に書かれている数値がマナコストです。ヴリンナをプレイするには6マナ必要なので、通常なら6ラウンド目にプレイできるようになります(ただし、強力なカードを早いうちに召喚する方法も存在します)。

カードの名前は中央にあります。自分と相手が使っているカードは、常に確認しておきましょう。

カード名の下には、そのカードが持っているキーワードが書かれています。「傷持つ母 ヴリンナ」の場合はオーバーパワーというキーワードを持っており、敵ユニットに与えたダメージの余剰分を敵のネクサスに与えます。

キーワードの下のテキスト欄には、カードの持つ効果が書かれています。「傷持つ母 ヴリンナ」は、ダメージを受けて生き延びるたびに攻撃力が上昇します!

カード右上に小さく描かれているのはフレヨルドのシンボルです。このシンボルはそれぞれのカードが所属する地域を表しています。

最後はユニットの攻撃力体力です。「傷持つ母 ヴリンナ」は、最初は強力な攻撃はできませんが、守りを固め、戦いを生き延びることでフレヨルドの吹雪のように激しい攻撃を食らわせることができるようになります。

カードの能力をよく読み、相性のいい組み合わせを考えて勝利を目指しましょう!

 

チャンピオン

チャンピオンはレベルアップすることのできる特別なユニットです。レベルアップすることでステータスが上昇し、能力も強力なものへパワーアップします。

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レベルアップの条件

チャンピオンはただステータスが高いだけではなく、レベルアップできるという独自の能力を持っています。チャンピオンにはそれぞれ固有のレベルアップ条件があり、カードの中央、チャンピオン名の下に記載されています(カードにカーソルを合わせるか、クリックすると表示されます)。条件が満たされれば、チャンピオンはレベルアップして新たな能力を獲得します。

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上のガレンを見てみましょう。ガレンはレベルアップすると、体力と攻撃力の両方が増加します。チャンピオンが力尽きてしまってもレベルアップ状態は維持され、同じチャンピオンを引いてくればその場でレベルアップします。

チャンピオンスペル

チャンピオンが場に出ている場合、手札にある同じチャンピオンのカードはスペルに変化します。そのため、基本的に同じチャンピオンを同時に場に出すことはできません。このスペルは「チャンピオンスペル」と呼ばれ、使用すると元のチャピオンを1枚デッキに戻します。チャンピオンスペルは虫眼鏡のアイコンをクリックして表示される詳細画面で確認できます。

 

スペル

スペルはプレイできるタイミングに応じてバーストファストスロウの3種類に分けられます。

バーストスペル

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バーストスペルはいつでもプレイでき、相手のスペルによって打ち消されたり反撃されたりすることはありません。バーストスペルの後は、相手のアクションを挟まずに自分が続けて別のカードをプレイすることが可能です。左側に輝く光のアイコンが表示されているものがバーストスペルで、詳細画面ではバーストと表示されます。

ファストスペル

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ファストスペルは、「戦闘中」または「他のファストスペルかスロウスペルへの反撃時」にもプレイできます。複数のスペルがプレイされた場合はそのままスタックされ、両プレイヤーがパスをした時点で左から右(新しいものから古いもの)の順で効果が発動します。

ファストスペルをプレイすると相手に反撃の機会を与えることになるので、使用するタイミングや敵の残りマナに注意しましょう。左側に羽のついた靴のアイコンが表示されているものがファストスペルで、詳細画面ではファストと表示されます。

スロウスペル

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スロウスペルはその名の通り…遅いスペルです。しかし、その分強力な効果を秘めています。このスペルは「あなたのアクション中」かつ「戦闘中でない」かつ「他のスペルが詠唱されていない」時にのみプレイできます。スロウスペルはファストスペルかバーストスペルで打ち消したり反撃したりできるので、使う時は敵の残りマナに注意しましょう!

左側に紫色の時計のアイコンが表示されているものがスロウスペルで、詳細画面ではスロウと表示されます。

ランドマーク

場に出ている間、ランドマークはユニークな効果を発動します。

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ランドマークはダメージを受けず、キルされることもありません。(ただの“場所”ですからね!)ランドマークを場から取り除くには、後列がいっぱいのときに別のカードで置き換えるか、ランドマークを破壊する効果を持つスペルや効果、あるいはランドマーク自体のカウントダウンによって破壊するしかありません。

「ちょっと待って、カウントダウンってなに?」と疑問に思った方もいると思うので、ここでご説明しましょう!ランドマークの中には「カウントダウン」というキーワードを持つものがあり、各ラウンドの開始時にカウントが1ずつ減っていきます。そしてカウントが0に達すると、ランドマークが破壊されるとともに記載された効果が発動するのです。上の「時の停留地」を例に見てみましょう。カウントダウン 2: カードを1枚引くとあります。つまりこのカードをプレイしてから2ラウンドが経過すると、カウントダウン効果(カードを1枚引く)が発動し、「時の停留地」は破壊されるということです。

とは言え、すべてのランドマークがカウントダウンを持つわけではありません。「栄光の大広場」を見てみましょう。

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このランドマークはカウントダウンを待たないため、プレイヤーか相手によって破壊されるまで場に残り続けます。

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